HOME > 目的別保険相談 > 太陽光発電設備の休業補償に加入しています。落雷が原因で売電停止した際、保険金を受け取りました。しかし友人は同じ原因でも支払われなかったようです。なぜでしょうか。
太陽光発電設備の休業補償に加入しています。
先日、落雷が原因で売電が停止し、保険金請求した際、私は保険金を受け取りました。
しかし友人は同じように落雷が原因でも保険金が支払われなかったようです。
保険会社によって対応が違うのでしょうか。
ご質問者様のケースは払われ、ご友人の場合は払われなかった。
この状況を整理すると、下記のことが考えられます。
①保険会社によって支払い条件が異なっている可能性がある
②落雷による被害状況が異なっていた可能性がある
特に②について。
推測ですが、双方同じく落雷が原因とのことですが、物的損害が発生したかどうかに違いがあったのではないかと考えられます。
約款上、落雷が原因の場合、保険の対象に損害が生じてしまっていることが前提条件となっています。
つまり、ご質問者様の場合、落雷によって所有されている太陽光発電設備に何らかの物的損害が発生したために、売電停止(もしくは売電額が下がった)となり、保険対応可能であったと考えられます。
一方、ご友人のケースを推測すると、同じように落雷が原因でも、例えばブレーカーが作動したことで、幸い物的損害を免れることができたと推測されます。
その間、売電停止となるも物的損害がないため、休業補償の対象外になったと考えられます。
ちなみに、太陽光発電設備の休業補償をご請求される場合、下記書類があると対応がスムーズです。
・いつ事故が発生したかがわかる売電データ
・売電時の単価
・売電停止期間の売電額を比較するための売電実績(売電停止期間の前後や昨年比など)
・物的破損がわかる写真
・事故原因の見解書、など
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