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ダイレクト系損保のCMばかり目にします。シェアが逆転したのですか?

2014年10月24日

【ご相談事例】

以前にも増して自動車保険のCMといえばダイレクト系損保です。
やはり代理店型損保とシェアが逆転したのでしょうか?

【ご回答】

市場のシェアについてですが、代理店型損保が占める割合は約九割です。
ここ十年で損害保険会社の統合、合併、グループ化が進み、現在は大きく3つのグループに分かれています。

なので、ダイレクト系損保が広告を多く出すという傾向は好ましいと感じます。

「あの保険会社よりいい補償にできるか?」といったご相談をいただいた方が、お客様に見合った提案をさせていただくことができるからです。

では、何故ダイレクト系損保の自動車保険のCMが多いのかと言いますと、これは保険料の内訳である、純保険料と付加保険料のうち付加保険料に含まれる「社費」という部分が要因です。

社費は事業所の維持費などにあてる費用で、もちろん規模が大きくなればそれだけコストがかかります。

さらに代理店型損保は、代理店が保険会社とお客様の間に入り、契約の際にお客様に合ったアドバイスをしてくれたり、事故の際には担当者が事故担当をしてくれたりと密着型でサポートしてくれる分、代理店手数料がかかるからです。

上記の理由により、ダイレクト系損保は広告に社費を多く割くことができます。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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